医療資源の豊富さ
日本は、病床数やCT・MRIといった医療資源も豊富に保有しています。
以下は、人口1,000人当たりの急性期病床数とリハビリ病床数を、精神病床を除いて合計した数値です。なお、日本は急性期の病床数とリハビリ病床数の区別がされずに集計されています。
以上のグラフを見ると、日本がもっとも1,000人あたりの病床数が多いことがわかります。また、日本は精神病床が多いことで知られており、精神病床も入れると日本の人口1,000人あたりの病床数は12を超えます。ドイツは7.8床、アメリカは2.8床であり、日本の病床数は非常に多いです。
また、以下は人口100万人あたりのCTとMRIの台数です。
日本は世界と比較してCTやMRIの保有台数で抜きんでています。こうした医療資源の豊富さが、高度な医療サービスを高スピードかつ広範に提供することを可能にしています。